マンション管理応援歌No.188 廣田信子の紙上ブログ 強固な反対者を生まない決議を
住宅新報 2019年4月16日 号 6面

管理組合運営は常に全員合意を目指してほしい。私が言い続けていることです。この全員合意とは、大多数の組合員がその内容を理解した上で賛成していて、強固な反対者がいないことです。総会で反対に1票を投じる人がいても、決まったことには従うと思っていれば、それは、全員合意と同じ意味があると私は思います。
全員合意を目指していれば、理事会は、検討の経過を広報し、組合員の意見も聞き、丁寧に合意形成を進めることになります。そうしていれば、自分の考えが通らなかった人が、裁判で最後まで争うようなことにはなりません。
反対者とは個別に話をして、反対の理由をきちんと聞き、組合員がその反対の理由も知った上で判断してもらうように広報する。更に、最後まで反対だった人を孤立させないことも重要です。理事長が、「多様な意見を頂いたおかげで丁寧な検討ができました。色々な考え方があるのは当然ですが、これだけ時間を掛けて決めたことだから、みんなで協力していいマンションにしていきましょう」という姿勢を総会で示せたら、反対した人も、「最後は多数決で決めるのは仕方がない。自分も管理組合の一員として、決まったことには協力しよう」と思えます。






















