アーバネット 防音マンション、田町で第1弾 特殊な建材使わず
住宅新報 2019年4月9日 号 5面

JR田町駅から徒歩5分。各戸に防音室を設けた
投資用ワンルームマンション開発のアーバネットコーポレーションはこのほど、東京都港区芝浦で、遮音性能を高めた物件「HTアジール芝浦」(地上11階建て、34戸)を完成させた。同社がいわゆる〝防音マンション〟を開発したのは今回が初めて。仕事や趣味で楽器を演奏する人や、隣戸に気兼ねなく自室で音楽や映画を楽しみたいというニーズに応える。同社では事業の今後の取り組み方針として「独自性のある、ターゲットを絞ったマンション開発」を掲げており、〝防音〟はその一環となる。今回の物件は既に投資家に売却済み。
JR山手線の田町駅から徒歩5分、都営三田線の三田駅から同7分に立地する。住戸タイプは25m2程度の1K中心で、上層階の2戸のみ52m2の2LDK。防音室となる居室は、遮音性の高いドアや二重サッシ、床や天井、壁にはグラスウールや遮音ボードなどを採用。こうした部材に加えて独自の施工方法により、遮音性能は「Dー65」を実現した。これは、室内で100デシベル(地下鉄構内)程度の音が発生しても、隣戸で聞こえる音は35デシベル(ささやき声)程度に抑えることができる性能のこと。特殊な建材を使わず、組み合わせや施工の工夫により、工事費は通常の1割アップ程度に抑えた。
賃料は1Kで相場よりも高めの14万円程度。3月末の竣工時には50%が入居申し込み済みとなった。楽器を演奏できることに加えて、駅に近い便利な立地でありながら外の騒音に悩まされない静かな環境も評価されたという。





















