ドイツや英国の古い街並みの外壁を美しく飾っているのが「ハーフティンバー」です。
ハーフティンバーは木造建築の構造体がそのまま露出したもので、白い漆喰の上に縦、横、斜めの焦げ茶や黒い線が浮き上がり、独特の美観を生み出します。ハーフティンバーの名称は丸太(ティンバー)を縦半分(ハーフ)に切って軸組に使ったことに由来し、ティンバーフレームまたはブラック・アンド・ホワイト、バードゲージ(鳥の巣)とも呼ばれます。
編み枝で強度アップ 軸組の隙間にはウォトル・アンド・ドーブという編み枝を漆喰で塗り込め、強度を上げます。日本の漆喰壁や砂壁にも小舞(こまい)と言う竹や縄で下地を造る同様の方法があります。また、ハーフティンバーの漆喰には獣毛などを混ぜて漆喰のひび割れや剥落を防ぎますが、日本の塗り壁にも「すさ」や「トンボ」と呼ばれる藁や古着をほぐした繊維質を塗り込む同様の手法があります。

























