定期借地権の昨日・今日・明日(上) 定期借地権推進協議会運営委員長 大木祐悟 市場盛衰の背景 03年頃から低迷、その要因は
住宅新報 2019年3月19日 号 5面
価格メリット重視
定期借地権が誕生した時期は、バブルは崩壊過程にあったものの全般的に地価はかなり高い時代だった。そのため、定期借地権事業を推進する者は「所有から利用の時代が来た」という標語を使っていたが、今考えると、そのような表現はしながらも、実際には価格面でのメリットから定期借地権付き住宅を購入する人が多かったように思われる。その典型は、「定期借地権分譲住宅の相場は所有権の概ね6掛け」という言葉に凝縮されていたし、当時はマスコミでも「割安で住宅を所有する手段」として定期借地権を取り上げていた傾向が強かった。






















