地盤改良新工法で協会設立 工期短縮、コスト低減
住宅新報 2019年3月19日 号 5面

総会であいさつをする笠原理事長
「スクリューフリクションパイル工法協会」(理事長・笠原篤GIR代表取締役)の設立総会が3月12日、東京都千代田区で開かれた。同工法は、住宅やアパートなど小規模建築物向けの地盤改良に適した工法で、従来工法と比べて安定した品質を維持しつつコストが抑えられる。18年7月に、日本建築総合試験所から技術性能証明を取得している。協会設立により、同工法の品質確保や施工効率の向上を目指す。スタート時の会員は、正会員が水島ソイル、東昇技建、アースシールド、横井クレーン、サムシング、GIR、賛助会員がアステック入江。
設立総会で笠原理事長は、「従来の工法と比べて安定した品質で、現場でも使いやすく、残土が出にくいなどのメリットがある。世の中に役立つ工法として普及させていきたい」とあいさつした。同協会によると、住宅などの地盤改良では現在、柱状改良工法が一般的。ただ、土質により品質への影響が出やすいこと、大量の残土発生に伴う処理、六価クロム発生の恐れといった課題があったという。スクリューフリクションパイル工法は、先端に掘削刃をつけ、ケーシング内にセメントを流して打設する杭状地盤補強工法であり、こうした課題をクリアできるという。また、補強体側面のらせん状の節により、細い径であっても柱状改良と同等の支持力維持が可能。柱状改良工法と比べて工期は2~4割短縮でき、全体のコストも抑えられるとしている。





















