紙上ブログ不動産屋の独り言492 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 〝即入居可〟求める女性の電話 決まらないでよかったかも…
住宅新報 2019年3月5日 号 7面
1月末、携帯に電話が入った。何となく線が細そうな若い女性の声。嫌な予感がし、少し警戒して話を聞くと、「ネットで見ているんですけど、昭島の7万円の貸家はすぐに入れますか」と言う。「はい、即入居可物件ですので大丈夫です」と答えると、「では、明日からでもいいですか」とのこと。やっぱり、である。「この貸家を実際にご覧になったことがありますか」と聞くと、「見たことはないけれどいいです。すぐ入ります」と言う。
早急さが怖い
「それは無理です。まず申し込みして頂き審査に1日ほど掛かります。それから精算書をお送りして契約金の振り込み、その後に契約ですから大抵は即入許可物件でも1週間は掛かります」と答えると、「では来月の頭から入るのも無理ですね」と言う。「とりあえず当社にお越し頂ければ案内します。物件を見て気に入ったら申込書を書いてください。こちらにお越し頂けますか」と聞くと「今、大島にいるので、すぐ行けません」と答える。それでいて「明日にでも入りたい」と言うのか…。























