まちをイノベーションの場に 三井不「イノベーションフィールド柏の葉」 三菱地所「東大FoundX」支援施設
住宅新報 2019年3月5日 号 4面

三菱地所と東大が本郷に設置した施設の内部
三井不動産と柏市、柏の葉アーバンデザインセンターは、2月19日から柏の葉キャンパスのまち半径約3キロメートルのエリアを実証実験の場として提供する「イノベーションフィールド柏の葉」を始動した。実証実験を行うプロジェクトは、AI(人工知能)やIoT、ライフサイエンス・メディカルの分野に限定して公募。審査を通過したものには、プロジェクトの推進支援や技術相談・支援、ビジネスモデル構築へのアドバイスなどのサポートが受けられる。
特に、柏の葉には他のエリアにほとんどない低電力で広範囲に電波が届く世界基準の無線網「LoRaWAN」が整備されており、小型で広範囲にネットワークを活用するIoTなどの分野で実証実験が可能。例として、小型・省電力な機器を使った鮮魚の品質管理・物流モデルの構築や高齢者の見守りなど、まちを使った面的な広がりを必要とする実験がしやすい環境を提供する。
一方、ライフサイエンス・メディカル分野では、今年4月に介護用ロボットスーツなど人間拡張技術の研究を中核とした産官学一体の研究拠点「産業技術総合研究所柏センター」がオープン。エリア内には「国立がん研究センター東病院」が立地しており、こうした特性を生かしたプロジェクトを公募する。





















