マン活に励む管理組合 西京極大門ハイツ (2) 京都市 右京区 建物老朽化の対策 コミュニティ委員会
住宅新報 2019年2月26日 号 6面
連載: マン活に励む管理組合
更に、西京極大門ハイツでは、これらを実行するために、特別会計を設置しました。05年に管理規約の一部を改正、翌06年に設置した特別会計では、「3億5000万円を限度に予算計上できる」旨を盛り込んだ運用細則を作成。土地や住宅の購入に充てると共に、グループホーム向けリバースモーゲージである〝住人への貸し付け基金〟としても活用できるようにしました。リバースモーゲージと建て替えの準備は、西京極大門ハイツにとって表裏一体なのです。
不思議なもので、ちょうど特別会計を設置したころ、マンションの隣にあった3階建てのスーパーから土地・建物の買い受けの依頼の話が舞い込みました。管理組合法人ではこれをすぐに購入し、徐々に改修。現在では、住人たちの様々な活動の場となる「コミュニティホール」としてフル稼働しています。更に、その東側の平屋建て建物も購入し、店舗として貸し出し、特別会計収益の約16%にあたる事業利益を計上しています。
佐藤さんによると、「管理組合は資産管理の役割も担っているため、いかにマンション全体の資産価値を高めることができるかを考える必要がある」といいます。これは、建て替えを考慮した合意形成とリバースモーゲージの生命線でもある〝担保価値の維持〟に取り組んできたからこそ、固まった理念であるのは間違いないところです。























