マンション管理応援歌No.180 廣田信子の紙上ブログ 終の棲家の選択肢を持つ安心
住宅新報 2019年2月19日 号 6面

先日、私の講座で、地域とのつながり力で注目のサービス付き高齢者住宅「銀木犀」を見学しました。
人生100年時代は、できるだけ住み慣れたマンションで暮らしたいと思っても、最後は、見守りや介護がある場所で暮らすことも想定しておかなければなりません。その時に、ここで暮らしたいと思える場所があれば、安心だからです。 数十人が入居待ちをしている人気の「銀木犀」は、木をふんだんに使ったデザイン性が高い空間で施設匂がまったくありません。入り口は開放的で、すぐのところに話題の駄菓子屋があり、87歳の方が店番をしています。たくさん子供たちがやってきて、お菓子を買うだけでなく、施設内で、知り合いの家に遊びに来たかのようにくつろいでいます。奥のテーブルでは、幼児連れのママグループがお茶会をしています。お昼には、銀木犀食堂がオープンし、同じメニューのランチが食べられるので、自然にご近所さんがやって来て交流が生まれます。ここは、地域に開かれた住宅なのです。 入居者の方の自由を尊重し、できることは、できるだけ自分でできるよう、さりげなく見守っています。外出はもちろん自由。食事は、頼みたい時だけ頼めばよくて、お寿司をとって食べるグループがあったり、来訪した親族とランチを食べたりと自由です。
入居対象は概ね60歳以上。訪問看護事務所を併設していて、介護が必要になっても、介護サービスを利用しながら住み続けられます。認知症を発症していても、周囲への暴力などがない限り、暮らし続けられるようサポートします。そして、「銀木犀」は、心を込めて「看取り」を行うことでも知られています。ここで最期を迎えたいという希望があれば、在宅医療の専門医と連携して最後を看取ります。そして、お別れ会で故人を見送ります。






















