紙上ブログ 不動産屋の独り言 487 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 それは少し無責任では… 有り難い紹介者が一転
住宅新報 2019年1月29日 号 7面
当社で店舗を借りているお客さんがいて、よく知人が部屋探しする際に紹介してくれる。先日も「母子家庭の友人が結婚することになったから」と紹介を受け、物件を案内すると、本命物件でないほうの部屋を気に入ってくれて申し込みが入ることに。私もその判断は正しいと思った。結婚相手の男性の年収などからして審査が通るかどうか微妙なところだったので、本人を直接管理会社に連れて行き、そこで申込書に記入してもらうことにした。会ってもらえば先方も安心できるだろうから。
直前のキャンセル
「保証会社の利用必須」とのことで、審査してもらうと翌日には承認が下り、あとは家主の審査だけという段階になった。そこまでいけば、大抵家主が断ることはない。精算書を送り、契約日時の連絡を待っていたら、朝一番で管理会社から電話があった。「先日のお客様の件で」と言うので、「すみません、まだ当社に契約日時の連絡がないので今日中に確認いたします」と言うと、「いえ、実はキャンセルの連絡がありました」と。当社には何の連絡もない。別の部屋を探すのか、部屋を探す必要がなくなったのか、気になったので紹介者に「何か聞いているか?」と尋ねると真相が見えてきた。























