東急電鉄、郊外住宅地でMaaS実証実験 高齢者などの外出支援
住宅新報 2019年1月29日 号 4面

オンデマンドバス専用アプリで予約が可能
東京急行電鉄は1月23日、横浜市青葉区で郊外住宅地におけるMaaS(マース)の実証実験を開始した。対象エリアは東急田園都市線「たまプラーザ」駅北部の美しが丘1~3丁目で、起伏に富んだ地形。まちづくりから60年が経過し、高齢化が進展している。高齢者や子育て中の人の地域内の移動を支援するため、地域拠点間を結ぶオンデマンドバスや、二人乗り小型電気自動車であるパーソナルモビリティを配備した。実験は3月20日までの予定。実験終了後は参加者へのアンケートやインタビューを東京都市大学と共同で行い、今後の事業展開を検討する。
マースは「Mobility as a Service」の略で、ICTを使ってマイカー以外のすべての交通手段をつないだ新交通サービスを指す。今回の実証実験では、地域内の移動のほか、新たな通勤手段として座席が広く、車内で無料Wifiも使えるハイグレード通勤バスも運用する。実証実験には1月末時点で約90人が参加する。
地域内を結ぶオンデマンドバスは、7人乗りの小型バスで、路線バスが走らない住宅地を運行ルートとする。AI(人工知能)を活用した配車システムで、利用者のニーズに合わせてルートの変更が可能。乗降地点の予約はスマートフォンで行う。また、パーソナルモビリティは、自宅前までの〝ラストワンマイル〟の交通手段として利用形態などを検証する。





















