廣田 信子の紙上ブログ No.174 マンション管理応援歌 ピンチをチャンスに変えるイノベーションの年
住宅新報 2019年1月1日 号 6面

明けましておめでとうございます。2019年はどんな年になるでしょうか。昨年はマンションを巡る問題が、繰り返しマスコミで取り上げられました。決して明るいとは言えない未来を、広くマンション居住者が知ることとなりました。少しあおり過ぎでは、と思う一方、危機感を持つという過程は、課題と向き合うために必要なことだったと思います。結局、区分所有者自らがマンション管理に関心を持ち、管理組合をしっかり運営することでしかマンションは守れないのですから。
でも、そんなに悲観することはないのです。テクノロジーの進歩と危機感の共有は新たな未来の可能性を見せてくれます。現場では人材不足という危機から、AI、ロボットの導入が画期的に進むと思います。AI管理員、AI搭載のロボットが清掃や点検を行う試みも始まるでしょう。5G時代には、人がその場にいなくてもリアルな対応できるになるはずです。
管理会社から管理委託契約を辞退される高経年小規模マンションがクローズアップされました。痛みを伴いましたが、管理組合が目覚めるきっかけにもなりました。管理会社も各社一律ではなく、それぞれの特徴に合った管理組合とのマッチングが進むということです。 将来の修繕工事費の確保が大きな課題となっていますが、テクノロジーの進歩が解決してくれる部分もあるはずです。建物診断へのドローンの活用は早い時期に具体化するでしょう。最近のドローン技術の進化を見ていると、いずれは足場なしでの大規模修繕工事も可能になるのではと思えます。






















