60歳からの住宅ローン【リ・バース60】累計申請件数1万件突破

様々な不動産情報が盛り沢山!

スタンダード会員限定〝志〟の時代 (上) 学ぶ熱意が未来を開く

住宅新報 2019年1月1日 号 5面

第1回「定借塾」の様子

第1回「定借塾」の様子

次世代のリーダーに

 ザイマックス不動産総合研究所が主催する「からくさ不動産塾」は次世代不動産業界のリーダーとなるべき人材を育成している。塾頭の中山善夫社長は、「幕末の志士を育てた松下村塾のような役割」と位置付ける。

 受講は無料だが、書類選考と面接で毎年20人程が選ばれる。月2回、夕方6時から2時間の講義を受ける。聴講だけでなくグループに分かれての討議なども行われる。「塾生の業種や職場でのポストは様々だが、共通しているのは学ぶことへの熱意。講師もその熱意に逆に引き込まれていく」(中山氏)。

 今年で4期目を迎え、既にOB塾生の間では様々な親睦会(サークル)が結成されている。中山氏もその中の一つ、ゴルフ会に参加し、初めてゴルフを覚えたという。

 1年間真剣に学んだ者同士の結束は固い。そうした人と人とのネットワークが、AIやロボットからは決して生まれない知恵と創造力を生み出し、業界の未来を変えていく。

定借塾で担い手育成

 定期借地権推進協議会運営委員長の大木祐悟氏(旭化成不動産レジデンスマンション建替え研究所主任研究員)が講師を務める「定借塾」がスタートしたのは昨年9月。全6回で定期借地権の基礎編から契約の仕方、地代・保証金のあり方、税務編まで実務に欠かせない知識を系統的に習得していくことができる。

 「土地は所有することよりも利用することの価値が高まりつつある今こそ、定期借地権制度は有効なツールになるという強い思いがあった」と大木氏。ふと気が付けば定期借地権制度が発足してから既に四半世紀が過ぎた。当初こそ、大手住宅メーカーは定期借地権付き住宅の販売にしのぎを削ったが、今や定期借地権の実務に精通している人材は各社ともゼロに近い。

 そこで大木氏が、協議会会員である大手住宅メーカー各社に「勉強会をやりませんか」と呼びかけ、スタートすることになった。毎回20名程が参加し、質疑応答も交えながら熱心に講義を聴く。会場を各社持ち回りで提供するなど参加者全員で協力し合うという気運も高まっている。

 今、新築住宅市場は建築費の高止まりや住宅取得適齢期世代の減少など厳しい事業環境にある。一方ユーザー側も将来に対する所得不安、社会保障・税負担の増大懸念などがあり、住宅ローン負担はできるだけ軽くしたいという思いが強い。これら双方の問題を解消し、未来への突破口を開く手段として定期借地権制度を甦らせることができるのではないか。業界の未来を切り開こうとする現代の志士たちの熱い〝志〟に期待したい。     (井川弘子)

求む!買取物件 価値ある中古不動産の売買はムゲンエステート住宅新報別冊 不動産テック.BIZ Vol.14 最新号発行 不動産×ITの最新トレンドをお届け会員会社(賛助会員を含む)のプレスリリースを一元的に集約・掲載する情報発信サイト マンション管理プレスリリースセンター

関連サービス