紙上ブログ 不動産屋の独り言 483 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 これはなんだか怖い家族(5) 付き合うのは辛いが・・・
住宅新報 2018年12月25日 号 7面
しばらく音沙汰なしだったが、最近になって夜中にK氏から電話があった。表示される電話番号は登録してあるK氏のもので、私が電話に出るとK氏が「今、Yさんのアパートにいますが、管理会社の社長に私が投げ飛ばされてしまって」と言う。そこまで話したところで他の人が電話に出た。まるで携帯を強引に奪い取るかのようにだ。電話の相手はK氏が追い出した元彼女・Yさんのアパートの管理会社社員。ストーカー被害に遭っているK氏が、なぜ加害者側のアパートに来ているのか私には分からない。
元彼女の部屋に
間違いなく元彼女がストーカーでK氏は被害者。だが、女のアパートに男が来て騒ぎになっているのだから、男のほうがストーカーにしか見えない。一通り管理会社に事情を説明した後で、K氏に電話を代わってもらって、「なんでそんなところにいるの? それでは誤解されたって仕方ないでしょう」と言うと、「『ずっとおにぎりしか食べてないから何か食べさせてほしい』とYさんから頼まれたので。私のアパートに来られて騒ぎになっても困るから」とのこと。仏心でアパートを訪ねていき、口論になった結果、管理会社が呼ばれて誤解されたようだ。幸い警察官も呼ばれて来ていて、以前にK氏が出した被害届を確認してもらい誤解は解けたが、「もう飢え死にしてもYさんの自己責任。二度と行かないように」と釘を刺した。そんなことで助けを求められるのも迷惑な話だ。























