皇居前に〝東京の顔〟再び 3棟一体建て替えが竣工
住宅新報 2018年11月27日 号 4面
皇居外苑の真向かいにあたる馬場先門交差点の角地に、3年の工期を経て地上30階建てとなる「丸の内二重橋ビル」がこのほど竣工した。富士ビル、東京商工会議所ビル、東京會舘ビルの3棟を一体建て替えした三菱地所、東京商工会議所、東京會舘の共同プロジェクト。創設140周年の節目を迎えた東京商工会議所は「原点回帰」を掲げて26日業務を開始。国際社交場として大正11年に開場した東京會舘は、長年旧館で使われていた調度品や大シャンデリアなどを随所に再利用し、昔の面影を彷彿とさせるしつらえで再び社交場として19年1月8日開場する。
皇居周辺は厳しい高さ規制があるため、建物の中層階以上を皇居側から30メートルセットバックさせて200%の容積割増を受けることで、約150メートルの高さを確保した。
更に、中圧ガスを利用するコージェネレーションシステムや、デュアルフューエル発電機などの非常用発電設備をビル内に整備。20年12月に竣工を予定し、丸の内仲通り下に整備中の直径約3.3メートルのスーパーチューブ(洞道)を活用して、有楽町における熱、電力(非常用)を供給する機能も併せて構築する。エリア全体の防災性能と環境性能を向上させると共に、周辺エリアの今後の建て替え、再開発に備える。






















