紙上ブログ不動産屋の独り言475 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 駐車場探し、むなしい結果に… 「せめて返信は欲しい」
住宅新報 2018年10月30日 号 7面
店番をしていたら珍しく飛び込みのお客さん。30歳過ぎくらいの男性で、「この辺りで駐車場を探しているのですが」とのこと。使用するのは奥さんらしい。それで、自宅と勤務先の所在地を聞くと、店の外に出て奥さんを呼び、ベビーカーを押して入ってきた。どちらも感じのよいご夫婦で、お子さんはまだ1歳くらい。自宅は八王子だが、この辺りで駐車場が必要なのは、奥さんの勤務地が立川で、子供を保育園に預けるのに車で通勤したほうが便利であるのと、そうすれば会社から補助が出る、ということ。まさか八王子の保育園に預けて、という訳にはいかない。何かあった際、すぐには飛んでいけなくなるから。ただ、当店の辺りと勤務地とではだいぶ離れている。
探す負担も配慮
勤務地の近くで借りられればそれに越したことはないが、駅に近くなるため駐車場料金も高め。駐車場まで徒歩10分くらいは我慢するとのこと。たかが駐車場だが、それらを勘案してベストなものを紹介したい。一番多く駐車場を持っている業者が休みだったし、お子さん連れで時間をかける訳にもいかず、「明日中にいくつか候補を探して連絡します。ここから駅方面に向かうならN不動産が何か持っているかもしれません。直接当たってみて頂いて構いませんよ。本来、駐車場探しは部屋探しと違って、希望する地域をご自身で歩いて、駐車場に出ている看板の連絡先に電話して空きの有無と料金を確認して決めるのがベストですが、お子さんがいらっしゃると難しいですもんね」と話して、連絡先を聞き、とりあえずお帰り頂いた。
























