新日鉄興和不 マンション建て替え、隣地と共同で 円滑化法活用、都内中央区では初
住宅新報 2018年10月2日 号 5面

建て替え後の完成予想外観図
新日鉄興和不動産はこのほど、同社が参加組合員として参画している「浜町ダイヤマンション建替え事業」(東京都中央区日本橋)の新築工事に着手したと発表した。これまで中央区内では等価交換事業としてのマンション建て替え事例はあるものの、「マンション建替え等の円滑化に関する法律」による建て替えは今回が初めて。隣地と共同で建て替えることで地上14階建て・全61戸(1LDK~4LDK、40~100m2台)のマンションとなる。竣工は20年6月の予定だ。
従前の建物である「浜町ダイヤマンション」は、1970年竣工のSRC造地上10階建て、総戸数45戸(2K~2LDK)のマンション。都営新宿線浜町駅から徒歩3分、東京メトロ半蔵門線水天宮前駅から徒歩6分、同日比谷線人形町駅から徒歩7分で、3駅3路線が利用できる交通利便性のよい場所に立地している。築46年が経ち、老朽化が目立っていたこと、更に11年の東日本大震災で建物の耐震性に対する不安が強まったことで建て替えの検討が始まった。
今回は隣地の戸建て4区画と共同化したことが特徴。同マンション単独では地区計画を適用しても容積率は約790%だったが、共同化により敷地面積が300m2を超え、約840%まで容積緩和が適用できるようになった。それにより、建て替え後のマンションの床面積を大きくすることが可能となる。マンション、隣地それぞれ単独で建て替えるよりもメリットがあるという。
なお、今回のプロジェクトは、初期段階での検討費用が補助される「東京都マンション建替え共同化モデル事業」に採択されている。
同社はこれまでに17件(竣工済み)のマンション建て替え事業に携わった実績を持つ。





















