「SUUMO」編集長池本洋一氏に聞く 「時短、効率設備で選択」 17年度首都圏の賃貸契約者分析 〝退去前〟提案力で差別化も
住宅新報 2018年9月25日 号 7面

池本洋一氏
同調査は、賃貸物件の契約者の行動実態の把握を目的に05年度から実施。17年度の首都圏調査(1都3県)では、インターネットリサーチとスクリーニングを踏まえ801件の有効回答数が得られた。
それによると、不動産会社への訪問数は平均1.6店舗で、長期的に見ると訪問店舗数は減少傾向にある。更に部屋探しの際の物件見学数は平均2.9件(16年度3.1件)と過去最少を記録し、同社では「店舗に行かず、物件を取捨選択できる消費者形態が整っている」と分析する。
部屋探しで最も決め手となるのは「家賃」で、「路線・駅やエリア」「通勤・通学時間」など立地に関する項目が続く。一方、「築年数」を重視する人は全体の10%程度に留まり、26%は「妥協できる」と回答。池本氏は「カスタマーは立地や初期費用を重視しており、室内のリフォームや間取りの改善があれば築年数は不問。欧米の成熟マーケットの価値観に近づいてきた」と分析する。スーモで掲載中のリフォーム済み物件は18年8月時点で約9万5000件(前年同期比約8000件増)となり、築年数をカバーする建物価値が評価されているようだ。























