FKR 「不動産オークション」始動 9月20日初開催、公平な市場目指す 「士業、個人の出品促す」
住宅新報 2018年9月18日 号 7面

青山一広代表理事
不動産競売流通協会(東京都港区、青山一広代表理事=写真、FKR)は、不動産インターネットオークション「FKR不動産オークション」を9月20日から開催する。これまでの一般流通、業者買取とは売却方法が異なり、入札形式を取る売買価格決定システム。落札後の手続きは宅地建物取引業法に基づいて進むため、出品者も落札者も安全・安心な取り引きが行える点が特徴だ。売却価額は時価相場の約10~25%引きで売却期間は1カ月~1カ月半程度となる見込み。
出品者は弁護士法人法律事務所オーセンスをはじめ、日本不動産仲裁機構に登録する弁護士やその他司法書士、税理士など。速やかな現金化が可能なため、相続案件や破産案件、債務整理案件など期限内で売却が必要な物件や買取業者に持ち込もうとしている物件などに適するという。また、不要な不動産を所有する一般個人の出品も可能だ。
入札参加者は、ウェブサイトから登録申請し、資格審査で「入札参加資格」が下りた法人・個人。FKR会員を含む約700人が事前登録をしており、「1000アカウントでのスタートが切れそうだ。FKRの運営サイト『981.jp』に登録する一般会員など、個人客の活発な利用を期待する」と青山代表理事。同オークションの狙いについて「不動産売却方法の多様化が必要。低額物件でも市場に上げておける仕組みをつくれば、プロが介在して宅建業法に基いて取り引きが完了できる。今後、負の不動産売却の増加が予測される中、士業側にとっても公平性が担保されるメリットがある」と説明する。























