自動運転タクシーの実証実験 ZMPと日の丸 大手町~六本木間で
住宅新報 2018年9月4日 号 4面
ロボットメーカーのZMP(東京都文京区、谷口恒社長)と日の丸交通(同、富田和孝社長)は8月27日から9月8日まで、都内で最もタクシー需要の多い大手町~六本木間で、世界初の自動運転タクシーによる公道営業の実証実験を行う。三菱地所と森ビルが協力し、大手町フィナンシャルシティグランキューブと六本木ヒルズを発着地に約5.3キロのルートを1日4往復する。 (関連記事:ニュースが分かる! Q&A 自動運転タクシーで実証実験 世界初、画期的な第一歩か)
東京都と国土交通省の支援を受けた事業で、ZMPが開発した自動運転車両「ロボカーミニバン」を用い、タクシー事業者として日の丸交通が自動運転タクシーを運行する。不測の事態への対応や技術・サービス検証のため、ドライバーと技術者が同乗する。料金は片道1500円。乗車希望が多く寄せられ、期間中は予約でいっぱい。第1号顧客となったのは都内豊島区在住の40歳代の自営業の一家(3人)だった。
ZMP取締役の西村明弘氏は「移動手段を持たない人を助けたいと、14年から実証実験を行って、自動運転の検証を続けてきた。今回はドライバーに乗ってもらうが、将来の無人自動運転への大きな一歩。2週間全力で取り組む」と。日の丸交通の富田社長は「まず既存のバス・タクシー業者の存在意義を示すこと。人手不足の問題やインバウンド・高齢者需要にどう取り組むかなど業界には大きな課題がある。20年の自動運転開始を目指して進めていきたい」と意気込みを語った。






















