マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ ザ・パークハウス西新宿タワー60(2) 東京都新宿区 売り主側からの支援 防災意識を向上
住宅新報 2018年8月21日 号 6面
連載: マン活に励む管理組合
「CLASS 60 」は、コーディネーターが企画し、外部の専門家を招いて開催されるプログラム。
3つのコンセプトに基づいた外部専門家は、東京おもちゃ美術館の館長さんや環境教育プログラムを提供するNPO法人、防災研修を行う団体やアスリートなど多種多様です。
17年7月に開催された交流イベント「お祭り、再発見」や、週末の夜にプロのアスリートたちを招いて行われた「ウィークエンド・ストレッチ&ディフェンス・アクション」などは、多くのメディアで取り上げられています。
一方、「CLASS i 」は、居住者のアイデアの実現をコーディネーターがサポートし、マンション内の共用施設などを利用して運営するプログラムです。
入居開始後は様々なワークショップやイベントを計画中で、それぞれの取り組みには、地域やマンションでのコミュニティ支援に多数の実績を持つコーディネーターが参画します。
特に「CLASS i 」のコーディネーターは、入居後3年間はマンションに定期的に滞在し、アイデアの実現や地域とのつながりづくりをサポートする予定です。
防災についても、既に2回ほどイベントが開催されました。マンションの防災プログラムを監修する Community Crossing Japan (CCJ)により、15年8月に「マンションライフのための『よき避難者』防災ワークショップ」、16年2月に「世代別非常食のすゝめ」がそれぞれ行われています。
「世代別非常食のすゝめ」イベントでは、「支援物資が届くのは早くても3日目」、「配給の多くが炭水化物であるため、食べ続けると血糖値が上がるリスクがある」など、現場を体験した人の声を紹介したり、実際に非常食を試食したりして、気づいたことをフィードバック。
参加者からは「非常時には世代を超えて動ける組織をつくるのが大切だと感じた」といった前向きな声も上がりました。
また、ザ・パークハウス 西新宿タワー60では、ハード面においても最新鋭の設備などが施されています。建物には制振装置を採用。6つのフロアに防災倉庫を設置しているほか、地下2階には地域用防災倉庫があります。再開発組合と新宿区が協定書を結び、同マンションが地域防災拠点の機能を担うことになっているのです。
最新鋭の設備と、イベントなどを通じて形成されるコミュニティ。ハードとソフト両面からの備えで災害に強く、住人たちが安心して暮らせる超高層マンションが育っていくことでしょう。(取材年月:17年8月)
【マンション概要】
建物名/ザ・パークハウス 西新宿タワー60▽所在地/東京都新宿区▽階数/地上60階地下2階建て▽総戸数/953戸▽竣工年/17年(平成29年)築▽管理会社/三菱地所コミュニティ(株)
























