紙上ブログ不動産屋の独り言462 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 古いコピー機が取り持つ縁 アパート購入で紹介受けて
住宅新報 2018年7月24日 号 7面
30年ほど前に新居探しを通じて知り合ったNさんとは今も交流がある。ご家族の部屋探しやプライベートでの相談もお互いに乗っている。そのNさんから電話があった。「友人がアパートを一棟買いしたいと言っているので、坂口さんに相談するように伝えました。連絡が入ると思いますのでよろしくお願いします」とのこと。数分後に本人から電話があった。既に物件は決めていたようだが、金融機関の担当者がモタモタしている間に他から買い付けが入ってしまい、そのことをNさんに愚痴ったら、私に相談するよう勧められたようだ。
「優良」か判断
相談といっても、物件は金融機関が紹介してきて、それを私が「優良物件かどうか」判断するだけ。楽な仕事である。「申し込むときは坂口さんから入れますから」と言っている。実は私は知らなかったが、うちの店が4年前にコピー機を買い替える際、Nさんから「コピー機の中古品を探している友人がいるので、以前のコピー機、もらっていいですか」というやりとりがあった。私は処分費が掛からないので喜んで引き取ってもらったが、その相手がその友人だとのこと。なるほど、両方が私に義理立てしてくれたようだ。今は事業が軌道に乗っているので、社員寮と事務所を兼ねられるアパートを購入したいと考えたようだ。ただ、金融機関が紹介した物件をうちから申し込みをして仲介料を全額しっかり頂くわけにもいかないので、決まったら半額を頂くことにした。
























