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スタンダード会員限定ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 (26) 太陽光発電アドバイザー(2) 普段からの人間関係が端緒

住宅新報 2018年7月10日 号 9面

連載: ADRの現場から

資格・実務
大谷昭二理事長

大谷昭二理事長

 太陽光発電に関する隣人とのトラブルの多くは、設備オーナーが予想もしない形で発生しています。というのも、トラブルを経験するほとんどの人が初めて機器を設置すると共に、どのような影響を隣人に及ぼしてしまうかが分からないからです。しかし、トラブルの多くは設備オーナーが普段から隣人との関係性があまりよくない、もしくは「あいさつも満足に交わさない」など、太陽光発電機器の設置前からの関わり方に原因を求めることが可能です。設備オーナーが普段から接点を隣人と持っていないため、機器設置にも理解を示してもらえないばかりか、少しのことであっても隣人の気に障る、ということになってしまうのです。

 トラブル解決のための話し合いの場を持てば、こうした隣人とのトラブルは比較的シンプルに解決することができます。多くのケースにおいて、まず設備オーナーに悪気がなかったということと、今後問題解決に取り組むことを伝える。更に謝罪の言葉があると、隣人は理解を示してくれる、つまり隣人としては「気が済む」のです。ここでは、そのパターン事例をいくつかご紹介します。

 第一に「音のトラブル」について。太陽光発電を設置する時に「パワーコンディショナー」という機器を取り付けますが、これが動作音を発します。しかし、この音は一般的にエアコンの室外機レベル。通常であれば気に障るほどのものではありませんが、トラブルのもとになってしまう場合があります。

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