東京・大手町ビルを大規模改修 新たなビジネス創出拠点に東側をLABゾーンに 三菱地所、「100年ビル」に挑戦
住宅新報 2018年7月10日 号 4面
三菱地所は東京・大手町にある築60年の「大手町ビル」(9階建て、延べ床面積11.1万m2)に大規模リノベーション工事を行い、ハード、ソフト両面で新たなビジネス創出拠点としていくことを決めた。「100年ビルへの挑戦」という丸の内地区になかったストック活用の取り組みでもある。
東西に205メートルある大手町ビルは、オフィス空間の小割り貸付に適した形状でスタートアップ企業や大企業の新規事業開発部門に対応しやすい、低層ビルならではの上下階の移動によるコミュニケーション、新築ビルに偏重しないオフィス床のバリエーションなどを背景に、「ビルの可能性を最大限活用し、オープン・イノベーション・フィールドを実現するためにリノベーションを選択した」(湯浅哲生執行役常務)という。また地下鉄5路線が乗り入れる大手町駅と直結する〝交通の要衝〟という要素もある。
具体的なリノベーション工事は、ハード面で(1)外壁・内装デザインの刷新、(2)仲通り機能の演出、(3)7階に就業者向けのラウンジ・テラスを整備、(4)屋上空間の活用(高層ビルに囲まれる谷間空間である屋上を開放的で創造的な憩いの場として提供)を行う。






















