不動産大手、ホテル事業を加速 三井不グループ、18年度から開業ラッシュ 20年度に運営1万室へ
住宅新報 2018年6月12日 号 4面

6月17日に開業する「三井ガーデンホテル大手町」
三井不動産がホテル事業を加速し、20年度にはグループの運営ホテルが1万室に拡大する見通しとなった。けん引するのは、大都市圏や地方中核都市で展開する宿泊主体型の「三井ガーデンホテルズ」。現在、国内20ホテル、5337室体制だが、6月には都内で「大手町」(191室)と「五反田」(370室)を開業するのに続き、9月には「日本橋プレミア」(264室)を予定。19年も「金沢」(168室)「博多駅前二丁目」(302室)「京都駅前」(136室)「銀座五丁目」(338室)を開業するほか、20年度も準備が進んでいる。
17日に開業する「三井ガーデンホテル大手町」の発表会で、ホテル・リゾート本部の小田祐ホテル事業部長が明かした。「土地オーナーの不動産有効活用ニーズに対応した事業提案が実っていること」が加速できる大きな要因という。「大手町」も中央土地が所有地に建物を建設した後、三井不が賃借して事業化。また20年以降については「これまで五輪開催を契機に知名度が上がったことで、外国人観光客が増えた都市もある。状況を見ながら拡大していく」と述べた。
「大手町」が開業すると、三井ガーデンホテルズは21ホテル5528室。昨年から展開する「ザセレスティンホテルズ」3ホテルを加えると、6032室となる。また20年に台湾・台北市に出店して海外事業にも進出する。日本人観光客が多く、同社が大型商業施設や住宅開発などを展開する東南アジアを中心に事業機会を探る。





















