中古住宅の売買時のインスペクションが制度化され、一定の基準を満たしたものに「安心R住宅」というお墨付きが与えられます。この制度、マンションは共用部分と専有部分に分かれているため、この両方をどのように診断して評価するのか、まだ明確になっていません。
でも、建物としては一体ですから、住戸の中を新しくしても、外壁が剥離している状態では、「住宅」として評価されないのは当然です。同様に、共用部分をがんばって維持管理していても、専有部分の給排水管からの漏水が頻発する状況は、マンション全体の評価に影響します。
建物としての安心・安全を維持し、周りに迷惑を掛けないという守りの考え方はこれまでもありましたが、それだけでは、魅力的な専有部分を生み出しマンションの価値を上げるには足りません。今、実現したい品質や性能をできるだけ確保できるような基準をつくる必要があります。























