八重洲にスタートアップ支援施設も 東京建物、本社ビルに 一大拠点目指す
住宅新報 2018年5月8日 号 4面

メンバーを紹介するクロステックの西條代表(左)
「八重洲・日本橋・京橋エリアを、渋谷や六本木界隈に続くスタートアップ企業の一大拠点にしよう」。東京建物が東京・八重洲の本社ビル5階にスタートアップ支援施設「xBridge-Tokyo(クロスブリッジトウキョウ)」(約60席)を開設した。スタートアップ企業9社とベンチャーキャピタル3社の計12社が利用を開始した。
福居賢悟・取締役常務執行役員は「八重洲、日本橋にはスタートアップやベンチャーのための施設がなかった。一方で古い老舗企業ほど新しいアイデアや出会いの場を欲しがってている。そこで両者をつなぐ架け橋となる施設を作ろう」と、事業化の経緯を述べた。
同ビルは再開発のため2年ほどで取り壊すことになるが、「安価に使ってもらえること。東京駅八重洲地下街と直結し足回りも申し分ない」ことで選定した。「2月1日に決めて4月24日に形となるのは、これまでの当社にはなかったこと。もちろん足りなくなれば他の場所も用意する」という。
共同事業者はベンチャーキャピタル、xTech(クロステック)の西條晋一代表取締役。サイバーエージェントなどで新規事業の創出やスタートアップへの投資・育成の実績を持つ。「出逢った瞬間、スピード感が違うと思った。参加企業はサイバーエージェントのOB、OGで4~5人の企業が中心だが、オフィス内のコミュニティが重要。共通点があるのは大事で、競争と協調できる形で発展させたい」と話した。
東京建物では、「東京駅前八重洲エリアを10年かけて一緒に盛り上げていただけませんか」と西條氏に提案して実現したという。施設は「オープンイノベーションとインキュベーションが柱で、運営者としてスペース、コミュニティ、サポートの3つのサービスを提供していく。





















