マン活に励む管理組合 ~良好なコミュニティの秘訣~ アーバンドックパークシティ豊洲(2) 東京都江東区 住民自身でつくる 横断歩道を整備
住宅新報 2018年3月6日 号 6面
連載: マン活に励む管理組合
豊洲2丁目には、およそ1500世帯を抱えるパークシティ豊洲のほか、前述した、ららぽーと豊洲、保育園や幼稚園、その他の商業施設などが建ち並んでいます。ポスト新設の条件もしっかり備えていました。
話を持っていくと、どの施設も同じことを考えていたのか、とても協力的で、とんとん拍子に申請まで漕ぎつけ、周辺施設と自治会の連名で日本郵政に要望書を提出。無事ポストを新設することができたのです。
これまでは迂回を
その翌年には、近くの区道に横断歩道の設置を実現することもできました。晴海通りから1本入った区道には、ららぽーと豊洲の駐車場の入り口があります。平日は抜け道に、土日は、ららぽーと豊洲を訪れる客でかなりの車通りがある道路です。しかし、400メートル以上にわたって横断歩道がなく、不便でした。
更に、ららぽーと豊洲の裏には保育園と幼稚園があり、マンション居住者がこの保育園・幼稚園へ送迎をする際には、ぐるりと迂回し遠回りして行かなければなりませんでした。
そこで、郵便ポストのノウハウを踏まえ、今度は、横断歩道の新設を申請することにしたのです。
道路新設の申請は、区道なので江東区の道路課と、管轄の警察に要望書を提出する必要があります。
「特に警察への申請に関しては、地元の町会長に尽力して頂きました。昔から豊洲に住んでいる人のお力も借りながら、何とか新設して頂くことができたんです」と浅見さん。今は保育園への所要時間が3分の1に短縮されたそうです。
住民の輪広がる
これをきっかけに、マンション居住者はもちろん、周辺の施設の担当者とも顔見知りになり、「ポストができて便利になった」「すぐに向こう側に渡れるようになって嬉しい」といった声をかけられることもあるそうです。
ずっと住み続けたい
今回のアーバンドック パークシティ豊洲の活動は、〝住み心地や暮らしやすさは住民自身でつくることができる〟ということを示した好事例となりました。
「ずっとここに住み続けたい」「住んでみたい」と思われるマンションづくりの、ひとつの道しるべになることでしょう。
次回は、マンション内のクラブ活動について紹介します。
(取材年月:17年6月)
【マンション概要】
建物名/アーバンドック パークシティ豊洲▽所在地/東京都江東区▽階数/53階建て▽総戸数/1481戸▽竣工年/08年(平成20年)築▽管理形態/全部委託▽管理会社/三井不動産レジデンシャルサービス(株)▽総会開催/4月▽役員数/30人▽役員任期/1年(再任を妨げない)

























