50m2未満、単身者の購入足踏み FRK都市圏の持ち家ニーズを調査
住宅新報 2018年2月6日 号 7面
不動産流通経営協会(FRK、榊真二理事長)は1月30日、「『ひとり住まい』の持ち家ニーズ調査」の結果を発表した。拡大する大都市圏における単身者住まいの持ち家ニーズを把握する目的。住宅ローン減税の対象外となる50平方メートル未満住宅を重点的に調査した。
三大都市圏での住宅購入者・検討者のうち、単身での購入検討者は21.3%、購入者は10.8%。更に、単身で50平方メートル未満物件を検討した人は全体の9.4%、実際の購入者は3.2%となり、「約1割ある購入ニーズに対し、適切な住宅供給ができていない可能性がある」(FRK)とした。また50平方メートル未満住宅で「築年数20年超」の住宅を検討した人が8.8%(「30年超」4.3%)と低いのに対し、購入者では24.1%(同14.9%)となり、50平方メートル未満の住宅供給という点では比較的古い住宅のストックに依存している現状がうかがえた。
50平方メートル未満の購入者の性差に着目すると、男性は既婚者が28.5%、最も多い年代が「25~34歳」(46.1%)であるのに対し、女性は既婚者が12.0%、多い年代は「35~44歳」(37.6%)、「45~54歳」(27.1%)となり、家族構成やライフステージに違いがあることが分かった。また、個人年収では平均で100万円程度女性が低いものの、金融資産にほとんど差は見られなかった。購入の検討理由では、女性は男性に比べて「資産的な価値を考えて」「家賃を払い続けるのは無駄」「老後の安心のため」といった回答が多く、「持ち家を将来の生活基盤として捉えていると推測される」(同)とした。























