紙上ブログ不動産屋の独り言431 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 当たり前の理屈が通らない家主 入居更新のため〝家賃差〟是正を
住宅新報 2017年12月12日 号 7面
相場的に家賃が高めになったアパートがある。4室しかないのだが、入退去の時期の差によって家賃にもバラつきが出てきた。管理会社としては、できるだけ不公平がないように調整したいもの。なぜなら今の世の中、空室が出ると、入居者が「今いくらで募集しているのか」をネットで調べているから。自分の家賃のほうが新規の募集家賃より高いと文句を言われることがある。
長居は「高い」
昔は最初から入っている人のほうが途中から入居した人より家賃が安かったものだが、今はほとんど逆である。入居者はそのことを知っていて、調べて、自分だけで家主に交渉するのが嫌で他の入居者と一緒になって交渉してくることもある。しかも、文句は直接家主に言わず、管理会社に言ってくることが多い。これが、管理会社が家主に入れ知恵していてそうなった、というなら仕方ないが、ほとんどそうではないからつらい。
























