マンション向け「杭」 性能維持しつつ経済的 長谷工など共同開発
住宅新報 2017年12月12日 号 5面
長谷工コーポレーションはこのほど、日興基礎と大亜ソイルと共に、場所打ちコンクリートによる中間拡径杭「HND―NB工法」を開発し、ベターリビングの建築技術審査証明と評定を取得したと発表した。従来の「HND工法」よりも杭長が短く、杭径も細いものの、同等の支持力と引き抜き抵抗力を持つという。使用するコンクリート量を削減することができるため経済的で、施工時間も短い。同社が設計・施工する新築分譲マンションに積極的に採用していく。第1号として、「北野田駅前計画新築工事(仮称)」(大阪府堺市、14階建て、総戸数64戸)と、「目黒3丁目計画新築工事(仮称)」(東京都目黒区、15階建て、総戸数69戸)への採用が決まっている。
同社によると、近年、集合住宅の高層化に伴い、杭が負担する軸力が大きくなっており、特に高層集合住宅では、地震時に発生する大きな引き抜き力への対応として、杭長を伸ばしたり杭径を大きくしているという。今回開発した「HND―NB工法」は杭の中間部にも拡径部を設けることなどで、従来よりも押し込み支持力や引き抜き抵抗力を向上させることが可能。使用するコンクリート量や掘削土量が削減でき、それらを運搬する車両の削減にもつながる。





















