新刊紹介 『「居住福祉資源」の思想』 早川和男著
住宅新報 2017年11月28日 号 4面

早川和男著 居住福祉資源の思想
高度経済成長を成し遂げた我が国の住宅事情と、欧米先進国の状況との落差の大きさ。誰もが身も心も安心して暮らすことのできる「住居」をどう確保していくか。経済学者の招きでロンドン留学した80年代、「ストックの経済学を開拓してほしい」と言われた。そのストックこそ「居住福祉資源」である。
日本住宅会議事務局長、神戸大教授として住宅問題に果敢に取り組み、そして「安居楽業」を目指す、日本居住福祉学会を創設。提唱した日中韓居住問題国際会議も10月の東京大会で15回目となった。
本書は、そうした著者の生活空間や居住福祉に関する理論とフィールドワークの集大成。第一部では生活空間と居住の在り方、第二部では寺社などの地域や暮らしの中にある居住福祉資源、第三部では居住政策と居住の権利意識について論述している。





















