「ARホームステ」始動 大京穴吹不 首都圏5店舗で導入
住宅新報 2017年11月21日 号 7面

内覧者は歩き回りながら、スマートフォンの画面を通して確認できる
大京グループで流通事業を手掛ける大京穴吹不動産(東京都渋谷区)はこのほど、仲介時にAR(拡張現実)技術を使ったホームステージングサービスを始めた。ホームステージングとは、中古物件(空室)を家具や小物で演出し、内覧者に、より良い印象を与える販売手法のこと。新サービスでは、実物の代わりに3Dデータの家具や小物でコーディネートした部屋を、内覧者は自由に歩き回りながらスマートフォンの画面を通して確認できる(写真)。
同社によると、13年からホームステージングを本格導入しているものの、搬入・セッティングに日数を要する上、1戸当たり20万~30万円の費用がかかるため、すべての空室に対応することは難しいのが現状。AR版も導入することで、ホームステージングの対応物件が従来よりも広がるとしている。
ARホームステージングについては、営業担当者が行う。事前に専門資格者がリビングや寝室といった間取りごとに数種類をパターン化しておく。それを営業担当者が部屋に合わせて選んで配置し、そのデータを保存する。内覧の際、保存してあるデータを呼び出し、画面を通して確認する。まずは首都圏5店舗で導入し、年明けから全国拡大を検討する。
今回のサービスは、リビングスタイル(東京都新宿区)が提供するコーディネートアプリをホームステージング用に手を加えたもの。同アプリには実際に販売されている家具30万点のデータが保存されており、更に、コーディネートに必要なグリーンや雑貨なども順次追加中という。なお、使用するスマートフォンは、空間認識技術「Tangо」を搭載したレノボの「ファブツープロ」。























