不動産取引現場での意外な誤解 売買編104 普通抵当権に関する知識は何から学ぶか 抵当権に関する知識は、競売手続から多くを学ぶことができます
住宅新報 2017年11月14日 号 12面
連載: 不動産取引現場での意外な誤解
Q 私たち宅建業者は抵当権の知識が不可欠だと言われているのに、深く勉強したことがないのではないでしょうか。
A 実務としての「抵当権」のことを知るためには、「抵当権の実行」すなわち「競売」のことを知るのが一番だと思います。そのための一つの身近な例として、分譲マンションの競売のケースを取り上げたいと思います。分譲マンションが競売に付されるということは、通常そのローンの支払いや管理費等の支払いに滞納があるわけですが、その場合、その管理費等の滞納分を競落人が引き受けるということはご承知だと思います(区分所有法8条)。問題は、その引き受け分を競落人が管理組合に支払わなかったらどうなるかです。
Q 競落人は管理組合から請求を受けることになるでしょうね。
























