地域密着探訪 ERAタスク(神奈川県横浜市) 設計・建築から管理・仲介まで 横浜で20年、顧客目線を徹底
住宅新報 2017年10月17日 号 7面
連載: 地域密着探訪
今年創業20年のERAタスクは、設計、建築、不動産仲介を手掛ける。ゼネコンの営業マンだった佐野寿宏社長が横浜・都筑区の開発を予測し、98年にセンター南駅前に建築会社として立ち上げた。当時はバブル崩壊後で大手証券会社の倒産が続いた時代。その後も「原油高やリーマンショックなど、内部留保が難しい20年だった」と振り返る。
創業当初はオーナーに土地活用を勧め、賃貸マンションを設計建築した。その土地の特性を生かし、「顧客の資産管理を自分ごととして考える」というポリシーを貫いた。その後、自社で設計建築した物件の管理業務にも乗り出すことに。「当社の強みは、設計・管理双方の専門スタッフが対応できること」と、現在では自社で設計建築した物件の95%に当たる1100戸を管理する。例えば、給湯器の故障など、大手会社では小回りが利きにくい修繕業務も即日対応。「自分の親や兄弟が同じ目に遭ったらどうするか」と常々社員に問いかけており、「中小企業では窓口の人がすべて。人が自社のブランドそのもの」と自負する。行政の支援にも努め、横浜市高齢者向け地域優良住宅特定管理法人の指定を受けている。
管理戸数が増えていく中、不動産業界内での横のつながりが必要だと実感し、3年前にERAに加盟した。「建築会社の時代からトステムやINAXと縁があった」ことからLIXILが手掛ける不動産フランチャイズチェーンに決めたという。加盟後、県外でマンションを購入したいという顧客の依頼もきた。「何よりも、企業規模が拡大しても顧客側に立った経営を進めているからLIXILが信頼できる」と笑う。
























