民事信託に高い関心 宮地氏「国公立不動産○の会」で講演
住宅新報 2017年10月17日 号 5面

民事信託の本質を分かりやすく突いた講演が好評だった
耶馬台コーポレーション社長の宮地忠継氏は10月11日、所属する「国公立不動産○(まる)の会」で民事信託をテーマに講演した。
宮地氏はまず、民事信託というのは財産の保有形態のことで、所有権は自分のために持つものだが、信託は人のために持つものであるとし、「考え方(コンセプト)は実にシンプルである」と指摘した。ただし、所有権が強固な権利であるのに対し、信託は当事者(委託者、受託者、受益者など)が少なくとも2、3人はいて、それぞれの関係を様々な形に仕組むことができるので、応用が効くと同時にトラブルも生じやすいと述べた。
現に、日本では民事信託は始まったばかりだが、欧米のように歴史があり、当然のように活用されている国では紛争も多く裁判が頻発していることを注意点として挙げた。 「日本も、今後徐々に普及していくと思うが、米国などでの紛争事例を参考にしつつ、契約書の作成に生かしていくなど慎重に取り組む必要がある」と警告した。
























