リクルート 距離より「間取り」「設備」 賃貸契約者の意識調査 宅配BOXの人気光る
住宅新報 2017年9月19日 号 7面

住み替え時に優先する特徴(「賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査」)
リクルート住まいカンパニーは9月15日、16年度「賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査」の結果を公表した。それによると、賃貸物件を選ぶ際には、「駅からの距離」よりも「間取り」や「住宅設備」、「内装」を重視する人のほうが多いことが分かった。
これは今回初めて行われた調査項目で、住み替え時の物件の特徴について家賃と広さが同じだった場合に、「駅からの距離」と各調査項目のどちらを優先するかを答えてもらったもの(下図)。相対的な優先度の最も高かった項目は「間取りが自分好み」で、距離優先(「完全に」「かなり」「やや」優先すると答えた人の合計)が32.1%だったのに対し、間取り優先(同)は50.0%で、17.9ポイントと大幅に上回った。次いで「住宅設備がキレイ・もしくは自分好み」優先(同)が44.4%と高く、距離優先(同)の36.0%を8.4ポイント上回った。「内装がキレイ・もしくは自分好み」優先(同)も44.4%だったが、距離優先(同)が38.8%だったため、その差は5.6ポイントにとどまった。続く「耐震性」「外装」「遮音性」「断熱・省エネ性」については、距離を優先した人の割合を下回っている。
一方、ドアツードアの通勤時間は平均40.5分で過去最短の結果となった。直近では14年が42.1分、15年が41.0分と短縮傾向が見られる。興味深いのは、契約物件の築年数が14年の平均12.8年から16年には17.4年と大幅に古くなっている点だ。これらを併せると、「限られた家賃の中で交通利便性と通勤時間短縮を優先し、築年数については妥協する」(同社)という意識の傾向がうかがえる。























