前回は、議題の重要度とその審議時間は「反比例」するという「パーキンソンの凡俗法則」を紹介しました。重要な課題ほど議論になりにくいという話です。
例えば、「耐震改修工事の実施の是非」というような重要な議題では、強い意見を持っているごく一部の人しか発言しませんが、「秋祭り」というような議題だと、メニューは? 出し物は? 食材はどこで買う? テントやイスの設営は? と、誰もが参加できる話なので、それぞれがそれぞれの立場で発言し、終わりなく話は発展します。
よく、うちの理事会は、お祭りの話ばかりに熱心で、肝心な建物の維持管理に関することは先延ばしにするばかりだ…という嘆きを聞くことがあります。重要な議題が先延ばしになるのには、そもそも、重要な議題ほど普通の会議形式での議論は難しいという事情もあるのです。























