リビタが東京調布でリノベ再生 シェア型賃貸と国際学生宿舎 首都大学東京とも連携、学びの場つくる
住宅新報 2017年9月5日 号 3面
リビタはこのほど、東京・調布に築42年の独身寮と築39年の社宅2棟、合わせて3棟をシェア型賃貸住宅「シェアプレイス調布多摩川」、首都大学東京の国際学生宿舎「グローバルハウス調布」として再生した。9月上旬の入居開始に先駆けて、業界紙向けの内覧会を開催、プロジェクトの狙いなどについて担当者が物件を紹介しながら説明した。
物件は、東京都調布市多摩川にある、築42年の鉄筋コンクリート造地上3階建てを再生した「シェアプレイス調布多摩川」と、築39年の同じく鉄筋コンクリート造地上3階建て2棟を再生した「首都大学東京グローバルハウス調布」。いずれも、東日本電信電話が所有者で、社宅2棟
と独身寮について、有効利用を図る目的で企画コンペを行い、リビタが受注した。
「シェアプレイス調布多摩川」は、リノベーション後、11.92m2~25.37m2の個室が85室。賃料は、5万9000~7万円(別途1万5000円の共益費が必要)。同社のシェアプレイスは、シェアハウスのような造りで、キッチンやシャワーブースなどは共用だが、個室があるのが特徴。一人の時間もしっかり確保している。また、1階に開放感のあるシェアラウンジ、2階にセミナーや料理イベントなどが行えるセカンドラウンジを設置。1階のシェアラウンジは庭の部分が外の沿道と隣接し、外部空間とつながりをもたせた。
「グローバルハウス調布」は、リノベーション後、9.99m2~11.34m2の個室が2棟96室。3室が一つのユニットとなっており、留学生2人と彼らの生活をサポートする日本人学生(レジデント・アシスタント)1人が暮らすことになる。賃料は非公開。1階にシェアラウンジを設け、「和のラウンジ」と「知のラウンジ」と位置づけ。国際交流が図れる設備や蔵書などにより、数カ国語が飛び交い、課題解決する力を養うことができる場を造る。
いずれも、京王線「調布」駅徒歩15分、京王相模原線「京王多摩川」駅徒歩8分。新宿まで特急で16分と交通至便の調布から徒歩圏で、多摩川が近くを流れる自然豊かな立地。
耐震性は十分
旧建物を耐震診断したところ、耐震性に問題がないことが分かったため、耐震壁をそのまま利用した造りとなっている。
シェアプレイス調布多摩川では募集を開始しており、既に30件以上の反響があったという。内訳は、女性が6割で男性が4割。25~30歳の年齢層が多く、調布周辺の地域から、千葉の市川や神奈川県まで問い合わせがあっという。
9月8日にシェアプレイス調布多摩川の入居が開始され、同月下旬にはグローバルハウス調布の入居が開始される予定だ。
同物件の運営開始により、同社のシェアプレイスは18棟1219室になる。




























