ホームステージングに熱視線 「住」演出で既存流通促進なるか 売却円滑に、成約期間短縮も
住宅新報 2017年8月15日 号 1面
日本ホームステージング協会は13年の設立。きっかけは自社で引っ越しの梱包・開梱事業を行ってきた杉之原代表理事が、住み替え時の部屋の片付けと演出の必要に注目。「米国では、住宅は資産というよりも投資。手を加えて高く売却する考え方が一般的」と30年以上続く「ホームステージング」を日本で普及させるため、同協会を立ち上げた。
同協会では売却価値を高めるホームステージングを「家の演出」と定義する。そのため、リフォームを含めた部屋の見せ方も広くホームステージングと捉える。戸建てであれば、建物に加え、庭などエクステリアも対象となり、不動産業界の枠を超えた協業が期待できる。
現在、同協会の法人会員は約30社。三井不動産リアルティや大京穴吹不動産をはじめ、物流やインテリアの業者も次々と参画している。同協会が運営するホームステージャー認定講座の認定資格者(2級)は8月末には1500人を超える見込みで、「男女比は半々。不動産仲介の営業者や管理会社、ビルダーなど、コア事業にプラスアルファを求める人が多い」(杉之原代表理事)。既存住宅活用の新たな選択肢として注目度が高まる現状を踏まえ、同協会は17年を「ホームステージング元年」と位置づけている。
























