地域密着探訪 ERAサンワホームサービス(愛知県名古屋市) 地域と共に社員育てる 「賃貸・相続・コンサル」トータルで勝負
住宅新報 2017年7月18日 号 7面
連載: 地域密着探訪
名古屋市守山区出身の酒井孝慈社長の転機は29年前。不動産業を営む父の死去により「バルブメーカー」の営業職から転じ、30歳で不動産会社を立ち上げた。
独学で水道の検針や駐車場の管理から始めた。成長の要因は2つで、田や山に恵まれた守山区志段味エリアが区画整理で住宅地へ変貌を遂げる時期と、祖父の代から地元で不動産業を営んできた信用性がマッチしたという。現在でも50坪ほどの戸建て住宅と緑豊かな環境で子育てを望む30代が多く、「志段味内の小学校は増えた。人口統計でも40年で101%となり、人口が増える地域」(酒井社長)。特に東日本大震災以降、隣接区から高台にある同区への移住が増加傾向だという。
「信義誠実」をモットーとする酒井社長の夢は、守山区を低層住宅の街にすること。街づくりプロジェクトとして地元の地主と定期的な会合を設け、「人が住むと街は活性化する」と説く。高齢化する地主のもとに足繁く通い、対面で人間関係を構築する。一方、ITを駆使する消費者側には迅速対応。ニーズとスピードの異なる両者の間で「継続は力」を実践している。
























