楽天LS 民泊サイト最大手「HA」と提携 インバウンド活性化 空き家バンクと連携も
住宅新報 2017年7月11日 号 7面

太田社長(右)と木村日本支社長
楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAY(東京都千代田区、太田宗克社長)は7月3日、エクスペディアグループで世界最大級の民泊サイトを運営するホームアウェイ(米国テキサス州、ジョン・キムCEO)と民泊事業における業務提携を締結した。同日、両社は東京・大手町で共同記者会見を開き、国内民泊施設の開拓と海外でのマーケティング強化を図り、インバウンドの活性化を目指すと発表した。
楽天LSは楽天とLIFULLが共同出資する子会社。一方、ホームアウェイは世界190カ国、200万件以上のユニークな物件を予約できる民泊サイトを展開し、月間サイト訪問者数約4000万人、年間取扱高は約1.5兆円に上る。「一棟貸し」物件に特化し、地方やリゾート物件を好むユーザーに人気だ。
この提携により、楽天LSが今後開設予定の民泊プラットフォーム「VacationStay」(仮称)に掲載される国内民泊物件をホームアウェイに供給。ホームアウェイは集客力を生かした訪日旅行者へのマーケティング(旅行者属性、宿泊者傾向など)を行い、インバウンド需要の拡大を目指す。楽天LSの太田社長は「両社の戦略的親和性は高く、インバウンド推進により地域活性、空き家の利活用につながる」と提携理由を説明。ホームアウェイ日本支社の木村奈津子支社長は「楽天LSが持つ不動産ネットワーク、自治体とのつながりが強み」と話し、協業によって現在1万件弱という国内仕入物件の増加を目指す考えだ。両社は、民泊新法施行後の速やかな販売開始を見据え、年内は協働マーケティングを推進する。























