不動産取引現場での意外な誤解 賃貸借編(96) 定期借地契約締結時の重要ポイントは?
住宅新報 2017年7月4日 号 8面
連載: 不動産取引現場での意外な誤解
Q 前回のこのコーナーに書かれていた定期借地事業における原状回復の問題は、非常に重要ですね。
A はい。前回お話ししたことは、いずれも借地人が地主に差し入れている保証金やその後の積立金等で原状回復することを前提にしているのですが、借地人にとってはそれ以上の金銭の支出があっては困りますし、地主にとっても、既に開発によって「宅地」になっている土地を元の山林や原野に戻す必要もないわけですから、その点についての最初の契約時の取り決めが非常に重要になってくるわけです。
Q つまり、土地の開発費用や整備費用は借地人が負担する代わりに、地主は土地の明渡し時にその開発・整備部分の原状回復を要求しないという取り決めが大事だということですね。
























