東急リバ 一棟リノベマンション オーダーメイドを導入
住宅新報 2017年7月4日 号 7面
東急リバブルはこのほど、買取再販型一棟リノベーションマンション事業「ルジェンテ・リベル」シリーズに、自由に間取りを選べるオーダーメイドを導入した。
今回導入した「FREL MODEL(ふれるもでる)」は室内のカラーリング、素材、住設機器などすべてについてユーザーが自由にセレクトできるシステム。営業スタッフ(一級建築士、インテリアコーディネータなど)とプランを練りながらセレクトできる。
「ルジェンテ・リベル」は、企業社宅や賃貸マンションを同社が買い取り、一棟丸ごとリノベーションする事業。元々、通常のリノベーションでも、玄関やサッシなどをすべて交換し、二重床にしたり、キッチン、浴室などの設備交換をいくつかのパターンに合わせてユーザーがセレクトするシステムで行ってきた。
今回、新たにフルオーダーメイドを導入したのは、これまでのセレクトプランだと、モデルルームをユーザーに見てもらっても、そんなものなのだろうと感じられるだけで、リノベーションがどこまで行えるかが受け取られなかったからだという。「今回、思い切ったオーダーメイドにより、ここまでやれるんだと実感していただき、リノベーションの本質を感じると共に納得いく住まい選びをしていただける」(事業推進部建設企画P・T朝日円氏)。
「ふれるもでる」初弾の「ルジェンテ・リベル志木」は、15年8月に販売開始したもので、一般企業が社宅と一部賃貸にしていた物件を買い取り、リノベーションをした。専有部については間取り変更せず、フローリング変更と二重床を採用。サッシもLow-E複層ガラスとしている。外構も駐車場を平置きに改修し、専用歩道を設営。植栽を施し、いちごやレモンなども実るようになった。また、子育て世帯向けのプランを設け、「ミキハウス子育て総研認定」も取得しており、問い合わせや購買層も30~40代のファミリーが多いという。
フルオーダーメイドを実現した「プレゼンテーションモデル」(写真)は、通常のリノベーションである「ベースモデル」の2倍である約1000万円を掛け、上質なデザインを生み出している。モデルルームとなっている住戸は79m2、3LDKを1LDKにしており、4480万円で販売予定。通常のベースモデルは3LDKが中心で、3280万円から。全99戸中60戸をリノベーションしており、8割が売却された。今後、賃貸契約が終了した住戸からリノベーションを行っていく。
同社は今後、6月に販売開始する「ルジェンテ・リベル六甲道」(神戸市)や横浜・宮崎台など首都圏を中心に年間10棟ペースで一棟リノベーション事業を行っていく予定で、「ふれるもでる」も導入する。「一棟リノベーション供給棟数ナンバーワンを目指す」(岡野圭司・事業計画部事業計画P・Tマネージャー)としている。

























