広がる自宅の〝リースバック〟 売却後は賃貸で継続居住 老後の生活資金、入院費用などに
住宅新報 2017年7月4日 号 5面

リースバックのスキーム図(リコーリース資料より)
リバースモーゲージに代わる、自宅を活用した新たな資金調達手段が広がっている。自宅売却後も、賃貸物件として賃料を払いながらこれまで通り住み続けることができる、いわゆるリースバックだ。得られた売却代金は、老後の生活費の補てんや医療費など急きょ必要になった資金に充てることができる。長寿化を背景に、高齢者を中心に需要が高まる傾向をみせており、同事業に取り組む会社も増えている。
一般的に自宅を金融資産化する場合の選択肢としては、売却して売却代金を得る方法と、貸し出して賃料収入を得る方法とが考えられるが、いずれも自宅として住み続けることはできない。
一方、住み続けたまま資金を得る方法としては、従来からリバースモーゲージ(持ち家を担保に銀行から生活資金の融資を受け、本人が死亡した時に売却して一括返済する仕組み)が知られているが、金利上昇による返済額の増加といったリスクが指摘されている。対象物件が一戸建てに限定されているなどの制約もある。





















