パークマネジメントに注目を カウンセラー協・公開講演会 地域活性化などの効果
住宅新報 2017年6月27日 号 10面

公開講演会の会場風景
日本不動産カウンセラー協会(吉村真行理事長)は6月22日、東京・霞が関の霞山会館で「パークマネジメントの効用~都市公園を基点とするまちづくり」をテーマとした公開講演会を開いた。5月の都市公園法等改正で今後、地域活性化などで期待される新しい分野。講師は、三井物産フォーサイト常務執行役員の鈴木宏治氏。
この中で鈴木氏はパークマネジメントの効用について「公共財産と周辺民間不動産価値向上という経済価値と、都市公園の機能・役割の増大という社会価値」の両面があると指摘。成功事例として、(1)六本木ヒルズ(03年開業)、(2)丸の内仲通り(02年丸ビル開業)、(3)米国ニューヨークのタイムズスクエアの3つを挙げた。特にタイムズスクエアはBID(ビジネス活性化地区)を組織化して治安がよくなり、「10年で地価は3倍、賃料は10倍になった」という。
また、国内の先行事例として大阪市天王寺区の「てんしば」(近鉄不動産が大阪市から指定管理受託)と東京都豊島区の「南池袋公園」(豊島区と南池袋公園を良くする会の官民協業)を紹介。更に、三井物産フォーサイトが管理受託している川崎市の「生田緑地」での取り組みを具体的な事例として、現状と課題、今後の可能性に言及した。





















