マン活に励む管理組合 良好なコミュティの秘訣 イニシア千住曙町(1) 東京都足立区 財政の健全化 支出を見直す
住宅新報 2017年6月13日 号 6面
連載: マン活に励む管理組合
総戸数515戸の「イニシア千住曙町」は、管理組合発足後、すぐに財政の見直しについて取り組んだマンションです。第1、2期の理事長を務めた横山さん(仮名)は、管理組合設立総会の議長となり、そこに上げられた予算案の資料を見て驚きました。
「それは、例えば月極の駐車場がたった2台解約されただけで、組合の会計が赤字化してしまう、という内容だったんです」と横山さん。組合の収入のほとんどは、組合員から徴収する管理費と駐車場からの収入。それに対して支出は、電気代など必ず払わなければならないものだけで、収入の99.8%が消えてしまうという予算案でした。つまり、余裕のない「カツカツの予算」だったのです。
横山さんは言います。「組合の予算は大きく『管理費』と『修繕積立金』の2つに分かれます。これを家計に例えると、管理費は日々の生活費、修繕積立金は支出の目的が決まった取り崩しのできない貯金に近い。生活費に余裕があれば、旅行にも行けるし貯金に回すこともできますが、ギリギリで生活費を回していて、もしも想定外のことが起きたらたちまち首が回らなくなってしまいます」。























