「ほどほど」という言葉の深さを最近感じています。辞書には、「度が過ぎないで、ちょうどよい加減であること」とあります。老子の言うところの「中庸」でしょうか。
日々、誠実に仕事するのは大事だけど、がんばり過ぎはよくない。自分という軸は必要だけど、主張し過ぎるのはよくない。自分にとっての「ほどほど」を意識するようになりました。といいつつ、意識的に、「ほどほど」を少しだけ超えてみることもあります(笑)。でも「ほどほど」を意識していると、ちょっと抱え込み過ぎかな~と思うと、バランスをとる方法を考えるようになります。周囲の力を借りたり、優先順位を付けてできないことは整理したり…。そんなに何にでもがんばれない年齢になったからかもしれません。
「ほどほど」が「ちょうどいい加減」というなら、「いいかげん」という言葉はどうでしょう。本来、「いいかげん」は「よい加減」のこと、まさに「ほどほど」という意味だと、以前に教えられました。でも、「いいかげんな人」と言うと、ものごとを中途半端にする無責任な人といったように、あまりいい意味には使いませんよね。「よい加減」は中途半端とは違うはずなのに…。バランスの取れない人は、あることに固執し過ぎるがために、別のことが「いいかげん」になっている…ということかもしれません。自分の主張を通そうと思うがあまり、周りの人の気持ちが見えなくなっている…というように。























