リノベる、東急電鉄と1号案件 官民連携のリノベホテル 渋谷に12月開業 運営は徳島県
住宅新報 2017年5月2日 号 7面
中古マンションのリノベーションサービス「リノベる。」を運営するリノベる(東京都渋谷区、山下智弘代表取締役)は、子会社のJam(Japan.asset management)が東急電鉄とマスターリース契約をした物件の一棟リノベーションを実施すると発表した。物件は徳島県が運営するレストラン併設ホテルとして17年12月に開業予定だ。
リノベると東急電鉄は16年3月に一棟リノベーション事業について業務提携を締結しており、同案件は2社が共同で一棟リノベーションを手掛ける初の事例となる。物件は東京都渋谷区神泉に位置し、元々は専門学校だった築21年の地上5階建て。東急電鉄が17年4月に取得済みの物件で、Jamとマスターリースを行い、テナントとして運営元の徳島県へサブリースするという形式をとる。
リノベるは同物件のリノベーション工事の設計・施工を担当し、リノベーション後の物件は徳島県が運営するホテルへと生まれ変わる。今年12月の開業に向けて、7月に着工、11月の工事完了を目指す。
現在はコンセプト設計の段階のため、フロア構成やホテル客室数などは未定。ただし、都内でプロモーション機能を持ちたい徳島県の狙いもあり、徳島の自慢の食材を提供するレストランの併設や特産品が並ぶマルシェの開催を予定している。
同物件は神泉駅に近く、目の前には公園が広がる。リノベる広報担当者は「緑に調和したカフェなど、周囲に溶け込むようなイメージを生かしたい。東急電鉄と共同で行う初めての一棟リノベーションであり、官民連携も初めてとなる。地方創生の一助にもなり、社会的意義がある」と話している。























