大京 宅配ボックス、全戸に 郵便受けと一体化 今年度5物件に導入
住宅新報 2017年4月18日 号 5面

開発した「ライオンズマイボックス」
大京はこのほど、マンションの住戸専用宅配ボックス「ライオンズマイボックス」を開発したと発表した。宅配ボックス販売・管理のフルタイムシステムと共同開発した。宅配便利用が増える中、居住者の「共用の宅配ボックスが満杯で受け取ることができない」との声に応えた。今年度竣工物件から順次導入していく。
新築分譲マンションでは共用の宅配ボックスが一般的で、その数は総戸数の15%程度。近年は、インターネットショッピングの利用増や共働き世帯の増加を背景に、設置してある宅配ボックスがすぐに満杯になり、再配達率も急増していた。
今回開発した「ライオンズマイボックス」はメールボックスと一体化した構造。宅配ボックス部分の内寸は幅27センチ、高さ21センチ、奥行き42センチで、「ほとんどの荷物が入る」(同社)という。加えて、ゴルフバッグのような大型の荷物を入れるための共用ボックスも設ける。設置数は総戸数の20%程度を目安とする。
また、従来の宅配ボックスは、「1ボックス1荷物」が原則で、庫内にスペースが余っていても追加の荷物を入れることはできなかった。今回、宅配便大手3社(日本郵便、佐川急便、ヤマト運輸)には専用のカードキーを渡すことで、1つのボックスに先に荷物が入っていても、追加で入庫できるようにした。
新築物件には、今年度は5物件、18年度は10物件に導入していく。
「設置するためには従来よりも面積が必要となる。これからはマンションを設計する際、宅配ボックスの設置場所を優先してプランを作成していく」(同社)。
また、新築だけでなく、既存管理物件に対しても、大規模修繕工事などのタイミングで管理組合に導入を提案していく方針だ。





















